富江神社例大祭-2025-

本社のある富江町では、毎年10月14日から17日の4日間にわたり、「富江神社例大祭」が行われます。
富江町で300年以上続く伝統行事として親しまれ、期間中は町全体が祭り一色に包まれます。

● 4日間にわたる伝統行事
祭りは、14日の宵祭から始まります。
15日は、園児による曳御神輿、小学生神輿、女子中学生神輿、そして大人の本神輿が、笛太鼓の音に合わせて町を練り歩きます。
夜には、仮宮(事代主神社)の前で富江神楽が奏でられ、幻想的な夜を彩ります。

16日は「町廻り」と呼ばれる町内巡幸の日。
神輿が町の中心地を練り歩き、新築や商売繁盛を願う家庭・企業には「神楽を入れる」と呼ばれる神楽奉納が行われます。
そのほかの家々にも獅子や鼻高(天狗)が訪れ、厄払いやお祓いをして回ります。
そして17日、祭りは「還御(おのぼり)」の儀で締めくくられます。

● 弊社にも神輿と神楽が!
16日の「町廻り」では、神主さんを先頭に、天狗、獅子舞、神輿の一行が弊社にも立ち寄ってくださいました。
太鼓や笛の音が近づくと、オフィスの中もにわかにざわめき、社員たちは外へ。
会社の前に出てみると、力強い掛け声とともに神輿が到着。

社内では、富江神楽や浦安舞も奉納され、荘厳でありながら温かい空気に包まれました。

獅子舞に頭を噛んでもらった社員は、「これで今年も健康に仕事ができます!」と笑顔に。
神楽の笛の音と獅子舞の舞に、どこか懐かしく、そして長年続く伝統行事を目の当たりにし、誇らしい気持ちが込み上げました。

離島という自然豊かな環境の中で、こうして地域の伝統や人とのつながりを感じられることは、私たちにとって大きな励みです。
これからも地域の皆さんと一緒に、富江の文化を大切にしながら、日々の仕事に取り組んでまいります。