本社総務部便り~初のハーフマラソン完走記|五島夕やけマラソンと温かい応援の記録

当社は五島の本社に加えて、鹿児島や和歌山、北海道にも事務所があります。
今年度も引き続き各事務所の様子を、従業員の仕事ぶりやその土地の風景、魅力等とあわせて発信して行きますので、どうぞお楽しみに!
今月はなんと!五島の夏の終わりの風物詩に、当社の従業員が参加したようです!!


8月29日に開催された「五島列島夕やけマラソン」に参加しました!

今回、私が挑戦したのはハーフマラソン(21.1km)。
人生初のハーフマラソンです。

大会に向けて4月頃から少しずつ、仕事終わりや休みの日に練習を重ねてきました。
とはいえ、練習では10kmを超えると足が痛くなったり、14km付近で走れなくなったりすることも。

「本当に21kmも走れるのかな……」

そんな不安を抱えながら迎えた大会当日。
気温は、28.7度。そこまで日差しが強くなく、絶好のマラソン日和でした。

スタート前は「楽しみ!」という気持ちよりも、「完走できなかったらどうしよう」という
緊張のほうが大きかったように思います。


18時、いよいよスタート!
市長の放ったスタート合図とともに、約2,000人のランナーが一気に駆け出しました。


いつもは車が行き交う商店街も、ランナーで埋め尽くされます。


走り出してしまうと、先ほどまでの緊張は一気に吹き飛びました。
一歩一歩、距離を重ねるごとに、わくわくする気持ちが膨らんでいきます。

前半はできるだけペースを抑え、五島の風景を楽しみながら、まずは14kmの関門突破を目標にマイペースに走りました。


・暗闇から聞こえてきた、会社のみんなの声

スタートから1時間を過ぎると、日が沈み、あたりはだんだんと暗くなってきました。
10kmを過ぎたあたりから、徐々に疲労感も出始めてきました。

そして12km地点付近。
私がその地点に到着する頃にはすっかり暗くなっていて、誰が誰なのか分からない状態でした。

すると少し先の沿道から
「まちなかさーん!いたら手を挙げてくださいね~!」という、聞きなれた声が!
そこには、会社のみんなが応援に駆けつけてくれていました。
あまりに堂々とした呼びかけだったので、一瞬、「大会スタッフの方かな?」と思ってしまうほど(笑)。

呼びかけに応えて「はーい!」と手を挙げると、
「まちなか~!スピード違反じゃないのー!?」など、今度はユニークな声援が次々と飛んできます。

疲れが出始めていたところでしたが、思わず笑ってしまい、一気に元気になりました。
そして驚くことに、その直後の1kmは7分12秒!この日の自己ベストタイムです。
応援の力、恐るべし!!(笑)。

その勢いにも後押しされ、まず一つの目標にしていた、2時間を超えると足切りとなってしまう14kmの関門を、1時間51分で無事通過しました!

練習でも14km付近から苦しくなることが多かったため、ここを突破できたことは大きな自信になりました。


・走って初めて気づいた、地域の皆さんのあたたかさ

そして今回、会社のみんなの応援と同じくらい心に残ったのが、コースの至るところで感じた地域の皆さんのあたたかさです。

沿道からは、本当にたくさんの声援をいただきました。

「あと〇kmだよ!がんばれ!」「もう少しで坂終わるよ!」など、見ず知らずの私たちランナーに、何度も前向きになれる言葉をかけてくださいます。

中には、ベビーカーに乗った小さなお子さんが、アンパンマンの太鼓を一生懸命たたきながら応援してくれている姿も。

きつくて下を向きそうになるたびに、沿道から聞こえてくる声や音に何度も顔を上げました。

「応援って、本当に力になるんだな」

走りながら、何度もそう感じました。


・「走ってるのにコーラ!?」が、まさかの救世主

そして、給水所にもたくさん助けられました。
水やアクエリアスはもちろん、甘いスイカ、さらにはコーラまで!
場所によってはシャワーや、冷たい水をたっぷり含ませたスポンジまで用意してくださっていました。

正直、給水所でコーラを見つけたときは、
「え?コーラ?走ってるのにコーラ?」と思いました(笑)。

でも、取ってしまった以上、飲まないわけにもいかない。

恐る恐る飲んでみると……不思議!
体がスンッと軽くなったように感じ、また走るパワーが湧いてきました。

おそるべし、コーラ!(笑)

そしてスイカも格別でした。とても甘くて、さっぱり。
疲れた体に染み渡るおいしさでした。

飲み物や食べ物だけでなく、シャワーや冷たいスポンジまで。

走っている私たちのために、たくさんの準備をしてくださっていることが伝わり、給水所を通るたびにありがたい気持ちになりました。


・14kmを越えて、ここからが本当の勝負

無事14kmの関門を突破してホッとしたのも束の間。
ここからが、本当にきつかった……。

後半は坂道も多く、ふくらはぎはパンパン。
足の裏も痛くなり、「あー、もう無理ー!」と思う場面が何度もありました。
それでも、「ここまで来たからには、ゴールしたい!」という気持ちが勝りました。

沿道から聞こえてくる声援にも背中を押してもらいながら、一歩ずつ前へ。
残りの距離が少しずつ減っていくことだけを励みに、とにかくゴールを目指しました。


・ついにゴール!……のはずが!?

そして長かった21.1kmも、いよいよ最後。


ようやくゴールが見えてきた、そのとき。
ゴール付近のベストポジションに、見覚えのある人影が!!
なんとそこには――
スマホを構え、私がゴールする瞬間を今か今かと待ち構える上司の姿が!!

「これは、最高のゴールシーンを撮ってもらわなければ!」

そう思った私も、疲れ切った体に最後の力を振り絞ります。

カメラに向かって……満面の笑みでポーズ!!!
21.1kmを走り切った達成感。
ここまで応援してくださった皆さんへの感謝。練習してきた日々。
そのすべてを込めた、渾身のゴールです。

……が、しかし。

撮れていない・・・。

まさかの、撮れていない・・・。

どうやらスマートフォンの操作に慣れていなかったようで、私の渾身のゴールシーンは記録されていませんでした。

なにやってんねーーーん!!(笑)

私の人生初ハーフマラソン、最高のゴールポーズは、皆さまのご想像にお任せします(笑)。

それでも、ゴールで待っていてくれたことが本当にうれしく、12km地点での会社のみんなの応援と合わせて、最後まで大きな力をもらいました。

記録は2時間55分。
制限時間ギリギリでしたが、人生初のハーフマラソンを無事完走することができました!

ゴールした瞬間は達成感ももちろんありましたが、それ以上に、

「終わったーーー!完走できたーーー!」という安堵感でいっぱいでした。


・ゴールしたあとにも、大会は続いていた

そして、もう一つ心に残った出来事があります。

走っている最中、給水所の周辺などには、使用済みの紙コップやスポンジが落ちていました。
たくさんのランナーが次々と通過するため、ある程度は仕方がないことだと思いながらも、「これだけの量、終わったあとどうなるんだろう……」と少し気になっていました。

ところが翌日。

車で大会のコースを走ってみると、驚きました。
昨日の光景が嘘だったかのように、ほとんどのゴミが片付けられていたのです。

私たちランナーが走り終えて帰ったあとも、主催者や大会関係者、地域の皆さんがコースをきれいにしてくださったのだと思うと、胸が熱くなりました。

私たち参加者にとっては、ゴールした瞬間が「大会終了」。

でも、大会を支えてくださる方々にとっては、そこからもまだ大会は続いていたのだと思います。

沿道で声をかけてくださる人。
飲み物やスイカを準備してくださる人。
シャワーや冷たいスポンジを用意してくださる人。
走り終わったコースをきれいにしてくださる人。
そして、12km地点で大声で名前を呼び、ゴールでは最高の瞬間を撮ろうと(撮れてはいませんでしたが……笑)待っていてくれた会社のみんな。

21.1kmを走ったのは自分の足ですが、ゴールまで進む力をくれたのは、たくさんの人たちでした。

今回、初めて夕やけマラソンを走ってみて、完走できたこと以上に、
「この大会は、こんなにもたくさんの人に支えられているんだ」ということを知ることができました。

普段暮らしている五島ですが、自分がランナーとして走ってみたことで、改めて地域の皆さんのあたたかさを感じる一日にもなりました。

大会運営に携わってくださった皆さま、地域の皆さま、沿道から声援を送ってくださった皆さま、そして最後まで応援してくれた会社のみんな。

本当にありがとうございました!


翌日はもちろん、しっかり筋肉痛です(笑)。

それでも早くも、「来年は、今年よりもう少し速く走りたい!」という新しい目標ができました。

来年もまた、あのあたたかい声援の中を走れることを楽しみに、少しずつ練習を続けていきたいと思います!🏃‍♀️